2020/12/02

2020年12月2日(水)15:15時頃の動き

 2020年12月2日(水)15:15時頃の動き


為替相場は前日NY市場の流れを継続しドルは軟調で円も弱い。


日経平均株価は上下しながらも+13.44円と何とかプラス圏を維持、上海総合は小幅低下。昨日の海外市場で上昇した米債利回りは小幅軟化し、10年債は0.918%(-0.011)で、原油価格はOPECプラスの延期に44.19ドル(-0.36ドル)とやや軟化。


為替市場は、前日の海外市場で、コロナワクチン+米超党派議員の0.9兆ドルの追加経済対策案+パウエル議長のハト派発言などの材料から、リスクオン=株高+債券利回り上昇=ドル売りの流れを維持している。


ただし、アジア市場では全体的にドルを積極的に売る動きは見られず、高値圏で推移しながらも高値警戒感は強まっている。


AUDUSDは、中国の豪州への理不尽とも思われるプレッシャーにも関わらず、第3四半期GDPが予想外に強く出たことで、前日の高値を更新し一時0.7390まで上昇するも、0.7400は過去2回失敗していた水準でもあり、伸び悩み0.7365~85のレンジで欧米市場動き待ちとなっている。


一方のNZDUSDは0.7070台と前日の高値を更新し、ある意味では目先の上値のターゲットを飛び越しており、テクニカルベースの投機筋は強気になっている。


USDJPYは、104.23~46のレンジで動けず、クロスでは小幅ながら円安を続いている。


EURUSDは、2018年4月来の高値水準で、1.2084まで一時上昇しているが動きは予想外に緩慢で、高値警戒感が感じられるが、テクニカルではさらに上昇が見込まれ、短中期のEUR高期待感は変わらず。