2020/12/18

2020年12月18日(金)昨日17日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

 2020年12月18日(金)昨日17日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)


ドル売りの流れはとまらず! 株高+ドル安+ビットコイン高+商品価格の上昇も止まらず。


英、米に続き、EUもクリスマス直後にワクチン接種を開始へ。英EU通商協議は、注目の英EU首脳会談の結果は、「交渉では大きな相違が存在」、「交渉は深刻な状況」と先行き不透明。米追加経済対策も合意への期待感は強いが、いまだ結論は出ず。


株高でS&Pは過去最高を記録、債券利回り反発上昇、商品価格は上昇、ビットコインは最高値を更新し、ドルは全面安でEURUSDは2年半超ぶりの高水準へ。


米株は上昇からスタートしほぼ横ばいでダウは+0.37%近くで推移し、S&Pは過去最高を記録。米債利回りは弱い米経済指標に0.895%まで低下するも、0.945%まで上昇し0.935%近辺で推移。原油価格は48.40ドル(+0.58ドル)と小幅上昇。ビットコインは最高値を更新し強い。


米フィラデルフィア連銀景気指数は11.1(前回26.3)と予想外に大幅低下し景況感が悪化し、米週間新規失業保険申請件数も88.5万件(前回86.2)と上昇し回復が鈍化。


USDJPYは、アジア市場の103.56から102.87まで弱い米経済指標や米債利回りの低下もあり続落するも、米国市場では米債利回りが急伸し103.18まで値を戻すもダウントレンドは変わらず。


EURUSDも、アジア市場の1.2190をボトムに高値を更新しながら米国市場の終盤にかけては1.2270台と2018年4月以来の高水準で、上昇トレンドは変わらず。


GBPUSDは、アジア市場の1.3495をボトムにECB理事会は予想通りで反応は鈍く、市場の関心は英EU通商協議の動き次第。合意期待感は続き1.3820台まで上昇するも、EU外交関係者、外交筋、関係者などからネガティブ発言が続き一時1.3590台まで一時下落。ただ、英EU首脳会談が予定されており期待感に1.3620台まで上昇するも、フォンデアライエン欧州委員長は「交渉で大きな相違が残存」、ジョンソン英首相は「合意なしの可能性が非常に高い」とあり、1.3540台まで下落中。