2020/12/30

2020年12月30日(木)14:30時頃の動き

 2020年12月30日(木)14:30時頃の動き


大納会の東京市場は、ドル主要通貨に対し全面安で、日本株は軟調ながら上海総合は強く、ダウ先物は小幅上昇へ。米10年債利回りの動きは乏しく、原油価格は小幅な上昇にとどまっている。


米共和党は、前日NY市場の終盤に個人直接給付金の2000ドルへの引き上げを阻止へと動くも、期待度は低かったこともあり米株は小幅な下げにとどまり、アジア市場でも直接的な影響は見られず。


AUDUSDは、シドニーではコロナ感染のクラスターが発生、大晦日のパーティーに対する制限をさらに強化へと動くも、コロナはテーマにならず0.7660台まで上昇と、NZDUSDと共に上昇傾向が続く。


EURUSDは、17日の高値を上回り上昇トレンドを継続し1.2300直前まで上昇。GBPUSDを見るとジョンソン英首相が、国内の範囲を拡大し厳しいTier4制限にすることを承認するも、前日に英EUのEPA協定合意を受けたスタートした初日の動きも楽観的で、ひとまず安心感が優先。GBPUSDの上昇にEURUSDもつれ高気味。


今年も今日を含めて残り2日。そろそろ連休中のリスク警戒を気にする最終段階にきている。最近の為替相場の動きを見ても、もちろんUSDJPYもそうなのだか、リスク回避を意識した動きがさらに強まり相場気がしてならない。