2020/12/18

2020年12月18日(金)14:45時ごろの動き

 2020年12月18日(金)14:45時ごろの動き


週末金曜日、アジア市場の為替相場は、前日の米国市場とは様変わりでドル買いが強まり、株価も軟調。


米0.9兆ドルの追加経済対策の期待は一部の共和党上院議員が、今月末に終了するFRBの緊急融資プログラムを復活できないようにする文言を盛り込むよう求めているが、週末も協議を続けるとのことで、週明けの相場に影響を与える可能性も。


英EU通商協議は、下駄をはくまではどう転ぶかは定かでないが、猶予が残り少ない中で通商協議は合意できないリスクも意識し始めている。


日経平均株価は弱く、上海総合も買いが続かず下落、ダウ先物も弱い流れとなっている。米債利回りも軟化し10年債は0.92%(-0.017%)、原油価格は48.14ドル(-0.22ドル)と弱い。


結果として、株安+ドル買いの流れと前日の逆の動きとなっている。USDJPYは103.06をボトムに103.40台まで上昇。テクニカルには103.56、103.88が上値のポイントとなっている。


EURUSDは、NY市場のクロージング近くの1.2270台を高値に1.2230台まで下落するも、これでも前日のNY市場の安値近くとなっており、大きな変化に至っていない。