2017/11/01

2017年11月1日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年11月1日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日経平均株価は22,444.26円+432.65(+1.97%)と大幅上昇し、アジア市場に入っても、米金利は上昇傾向を維持。ただ重要なイベントを多く控え様子見に動きは緩慢で、目立ったのは強い雇用統計をうけNZDは上昇。

今日11月1日の海外市場では、欧州時間のカンフリBOE副総裁の議会証言と、米国では米ISM製造業景気指数、そして、明日未明には最大のイベントとなるFOMC待ちのムードも強い。

翌11月2日にはBOEの金融政策委員会があり、約10年ぶりに0.25%の利上げをすると思われており、その期待感はGBPUSD相場に織り込み済みで、もし異なる結果ともなれば相場が大きく反応することが容易に予想できる。

米下院歳入委員会のブレイディ委員長は、共和党の税制法案を11月2日に公表すると発言。トランプ大統領は法人税率引き下げを段階的にすることは支持しないと言いながらも、結果は不明。

トランプ大統領は、次期FRB議長の選出を11月2日に決定すると思われている。市場ではハト派のパウエルFRB理事が有力ながら、タカ派のテーラー教授の可能性も否定できず。その人選の結果で米金利と株が動き、為替相場が動く可能性も。

USDJPYは、日本株の大幅上昇や米債利回りの続伸にも、113.60台→113.90台へと上昇するも、114円の壁は崩せず。ワイドな113~114.50のレンジ相場を継続中。

GBPUSDは、アジア市場の1.3290台を高値に1.3300の大台を達成できず、1.3260台まで弱含みで推移。欧州勢の参入に再び1.3300を目指す動きへ。

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NZD 第3四半期 雇用統計: 失業率=4.6%(予想4.7% 前回4.8%)、就業者数増減=前期比2.2%(予想0.8% 前回-0.2→-0.1%)、前年比4.2%(予想2.5% 前回3.1%)、労働参加率=71.1%(予想70.2% 前回70.0→70.1%)→ 予想外の改善にNZD買いが強まる

CNY 10月 財新製造業PMI=51.0(予想51.0 前回51.0)

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