2017/11/14

2017年11月14日(火曜)昨日13日、海外市場の動き(午前5時30分ごろ)

2017年11月14日(火曜)昨日13日、海外市場の動き(午前5時30分ごろ)

週明け月曜日は経済指標や発言が不在の中、メイ英首相へ信認低下に英株は下落し英債券は売られ、ポンド売りが続き他国も影響を受ける一日へ。

米株はマイナスのスタートから値を戻し、米10債利回りは前日の水準を回復、2年債は続伸しドル買いをサポート。結果、ドルはEURUSDの除き全面高。

今日11月14日は昨日13日と様変わりで重要な経済市場の発表と要人発言も多数で相場変動が高まる可能性に注意。特に独GDP、独CPI、英CPI、ユーロ圏GDP。発言では、イエレンFRB議長、ドラギECB総裁、カーニーBOE総裁、黒田日銀総裁、パネル討論会。

為替相場はポンド売りがリードするドル買いへ。GBPUSDは日曜の英紙は保守党議員40人がメイ首相に対する不信任を表明と報道。メイ首相が敗退する党首選につながる可能性を市場は意識(ちょっと考えすぎにも思えますが)、英株・英債は売られGBPUSDは前日終値1.3190から欧州市場では1.3062まで下落し、GBPJPYは前日終値149.65→148.06まで下落。米国市場に入り一時1.3135まで(GBPJPYは149.07)とアジア市場の戻り高値と同水準で上げ止まり、ポンド売りの流れは続く。(ただし、政治ネタが継続することは過去にはあまり見られず)

欧州市場では、英国発の株安と債券価格の下落(利回り上昇)にリスク回避の流れが続き、リスク回避の円買いが強まりUSDJPYは一時113.25まで続落、AUD+NZD+CADは逆に売り圧力が強まる。AUDUSDアジア市場高値0.7666→07635、NZDUSDアジア市場高値0.6937→0.69020まで続落、USDCADアジア市場の安値1.2678→1.2727まで続伸。

米国市場に入り、米株と米債価格は上昇しドル買いが強まると、USDJPYは113.67まで値を戻し、AUDUSDは0.7617まで、NZDUSDは0.6894まで、USDCADは1.2742までドル買いが続きようやくドル買いも収まる。


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(日本時間午後5時45分ごろ)

〇米10年債利回りは、2.37%まで低下から米国市場に入り前日2.397%から一時2.405%まで値を戻す。2年債は上昇傾向を続け、前日1.658%→一時1.699%まで上昇。
〇米株は下落からスタートするも、前日を上回り上昇へ。ダウ22.36(+0.10%)、Nasdaq+3.10 (+0.04%)、S&P500 +2.14(+0.08%)
〇原油価格(WTI)は56.70-0.04(-0.07%)

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