2017年11月13日（月曜）アジア・欧州市場序盤の動き
週明け月曜日は、週末にメイ英首相への退陣圧力高まる、保守党議員40人が署名に同意との報道に、波乱のポンド売りのからスタート。さらに再開しているブレグジット交渉も進展は見られず。
アジア市場は終わってみれば、日経平均株価は−300.43円の下落で22,380.99円へ。米10年債は買われ利回りは前日2.398→2.38％低下、2年債は1.654％で変わらず。
こうなっては、GBPJPYの売り＋米金利の低下＋日本株の大幅安で、円を買う材料が多数。結果、USDJYPは早朝の高値113.71→日本株の下げ幅の拡大に歩調を合わせ113.36まで下落。円高に動くことは動いても、結局は40ポイントも動かず。どうしても大きな相場を期待できない状況が続く。
肝心のGBPUSDは、メイ首相の信任低下と難航しているブレグジット交渉に、先週末の1.3188からギャップを空け午前7時には1.3170台でスタート。そのまま1.3107まで続落するも、アジア市場ｊは1.3107～35の狭いレンジに終始。動きが強まったのは午後3時過ぎで、中東・東欧市場から売り圧力が強まり1.3080までと、先週末の終値から100ポイント下で推移している。
EURUSDは、GBPUSDの影響を受け1.1665→1.1630台まで小幅下落で、ユーロ圏独自の材料は特に見られず。
AUDUSD、NZDUSDは、米金利の下げに金利差縮小で買われ、株安にリスク回避に売られ上下変動しながらも小幅安で推移し特に材料は見当たらず。
