2017/11/10

2017年11月10日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年11月10日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週末金曜日、どこを見ても不透明な米税制改革案を材料にした動きが要因と指摘され、昨日の米国市場から債券利回りの低下、株安を継続。

米債利回りは強含みで推移、10年債は2.36%へ、2年債も1.646%へ上昇。日経平均株価は一時350円近の下落から下げ幅を縮め、−187.29(-0.82%)で終了。原油価格(WTI)は弱含みで推移し57ドルを何とか維持。

そして、為替相場は我が道を行く流れが続き、日本株安にも、USDJPY相場の反動は鈍く、113.20台をボトムに113.30~55の相場から、欧州市場に入ると上値を試す動きが続いているも、114円台の上値を簡単に超えられそうにない。

EURUSDも、アジア市場では1.1650台をトップの1.1640~55の狭いレンジ相場が続くも、欧州勢の参入に1.1620台まで緩やかに下落。日替わり相場をくりかえし、直近では1.16~1.1650のレンジでの取引が続いている。

GBPUSDは、アジア市場で1.3140~50の狭いレンジから、午後3時には1.3158まで上昇し、欧州勢の動きが活発になると1.3110台まで下落。直近の数日間は1.3080~1.3180のレンジ相場が続き、今のところその流れは変わっていない。ブレグジット交渉が再開されるも、前進は鈍く相場を動かす材料に使われる可能性も。