2017年11月27日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き
週明けの欧州市場は、アジア市場から続く株安の流れを継続し、Stoxx Europe600は-0.11%近く下落へ。独米の長10年債利回りは午後9時過ぎごろから軟化傾向を強め、米株先物は上下変動しながらも前日終値の水準近くで推移。
為替相場は、ドル全面安! 主要通貨は総じて9月中旬のドル安水準へ。
USDJPYは、米10年債利回りの軟化と、アジア・欧州の株安もあり、過去3日間の安値を割り込み9月15日の水準となる110.80台へと下落。
EURUSDは、独連立協議の進展期待と21日のカタルーニャ自治州の州議会選挙の世論調査で残留合意支持が71%を超えたこともあり、1.1900を割り込むこともなく9月22日の水準となる1.1950台へ上昇。
GBPUSDも1.3300を割り込むこともなく10月2日の水準となる1.3350へと上昇。最近弱さが目立ったAUDUSDの伸びは鈍いものの、一時0.7640台へと上昇へ。
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中国指導部=2018年の成長率目標は6.5%と変わらず。
中国や東南アジア株式は、中国がシャドーバンキングなど高リスクの融資の取り締まりを強化に総じて下落
メルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)のクレックナー副党首=ドイツ社会民主党(SPD)との大連立協議は新年からスタート。SPDに協議の妨げになりかねない「レッドライン」の設定を行わないよう求めた。
12月21日のカタルーニャ自治州の州議会選挙で、独立支持は住民の24%にとどまりで、残留合意の支持は71%を超える。
モルガンスタンレー顧客向けレポート=USDJPYの売りを推奨し、2018年第4四半期に105円へと円高を予測。新興国資産の魅力が拡大、ドルは弱含み、日銀は10年債利回りの誘導目標を引き上げ円高へ。USDCADの買い、EURNOKの買い、CHFJPYの売りも推奨。
南アランド買い戻しが強まる=ズマ南ア大統領が、財政支出削減や増税、保有株の売却などの緊急策を指示。