2017/11/14

2017年11月14日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年11月14日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

トランプ大統領は東アジアサミットを欠席して帰国。貿易相手国全てでルールが変わったと認識する。帰国次第「重大発表」を行うともツイッターで表明。いったい何が??

日経平均株価は一時上昇するも終値では前日とほぼ変わらず、−0.98(-0.0%)で終了。欧州株は英FTSE100 は+17.84(+0.23%)、StoxxEUROPE600も+0.81(+0.19%)と弱いながら強含みで推移。

米10年債の利回りは2.404%と前日終値とほぼ変わらず、2年債は1.683%と小幅上昇。トランプ大統領の重大発言はもちろんのこと、今日これからの英CPIと、イエレンFRB議長、ドラギECB総裁、カーニーBOE総裁、黒田日銀総裁、パネル討論会を見守る動きへ。

為替相場は、株価と債券の動きは鈍く、EURUSDはアジア・欧州市場の朝方は1.1660~75の狭いレンジで推移。独GDPとCPIの発表を受けEURUSDは上昇、特に独GDPは予想を大幅に上回り、労働日数調整後のGDPの前年比は2.8%(予想2.3% 前回2.3%)と強く、EUR買いのきっかけとなり、1.6660台→1.1710台へ急伸

USDJPYは、アジア・欧州市場の序盤は大枠113.50~70の狭いレンジで推移。EURJPYの買いなのか、タイミングで113.70台を終えて113.90台へ上昇し、11月9日以来の高値水準へ上昇。114.00~20の壁を超えることができるか注目。

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トランプ大統領=東アジアサミットを欠席して帰。私のアジア訪問後、われわれの貿易相手国全てでルールが変わったと認識する。「米国は公平かつ互恵的に扱われなければならない。大規模な貿易赤字は迅速に減らさねばならない」とツイートした。貿易を意味する英語のトレードは2カ所出てきたが、いずれも「TRADE」と大文字で表記された。帰国次第、「重大発表」を行うともツイッターで表明。ティラーソン国務長官がトランプ大統領の代理として出席。

ムニューシン米財務長官=政権の目標は、米経済の3%超の成長。法人減税の実施については来年からが望ましい。現状の下院と上院における税制法案の相違はわずか。

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