2018/09/11

2018年9月11日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年9月11日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

昨日から続く、ポンドがリードするドル買いに主要通貨高(ドル安)と円売りの流れは止まらず。新興国通貨ではZARの買い戻しが目立ち、TRYやMXNも買い戻しが続いており、欧州市場の注目は17:30時の英雇用統計へ。

日経平均株価は+291.60(+1.30%)の上昇へ、中国株は弱く上海総合は-8.33(-0.34%)と小幅安となっている。CNHは東京市場の午前中に一時6.8831までと2週間ぶりの安値を付けるも前日NY終値水準となる6.8680まで下落している。

USDJPYは、早朝の111.06台をボトムに午前9時から買いがスタート。円売りのタイミングとしては昨日来のGBPJPYの上昇によるが、リスク回避通貨のCHFも弱く、楽観的に傾きつつあるブレグジット交渉に円売りが強まり、午前10時の仲値前から実需の買い+ルネサスが7330億円で米社を買収との報道も加わり111.48まで上昇。111.50の売りが厚いのか上抜けには至っていないが、111.34をボトムに底堅い動きが続いている。

EURUSDも、10日の安値1.1526を安値に1.1500がボトムなのか?今日はアジア市場の1.1578をボトムに、昨日の高値1.1616を上回り1.1630台へ上昇。EURGBPは0.8890台をボトムに0.8910台へ上昇中で上昇幅はUSDGBPより大きくなっている。