2018/09/05

2018年9月5日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年9月5日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

アジア市場は、USDJPYとAUDUSDが上昇から下落へと変化し、他の主要通貨でも一時的なドル売りから逆にドル買いへと変化しドル買いが復活中。

今日5日の米カナダのNAFTA再交渉と、明日6日にコミットメント期日が到来し、第3弾2000億ドルの追加関税へと事態が悪化するのか? トランプ大統領の決断待ちで、結局は前日の海外市場とテーマは大きく変わらず。

アジア市場は日本や中国、アジア株安の動きにしながらもリスク回避通貨のJPYは売られ気味、逆にCHFはやや上昇、新興国通貨は小幅安にとどまっている。

主要通貨では、USDJPYが仲値の大口輸入玉なのか? 午前10時の直前から買いが強まり111.50を上抜け111.73まで急伸。ただし、その後は株安の流れに押されたのか111.40台で推移中。

AUDUSDは、豪GDPは前年比3.4%と予想外に強い数字に直後は0.7180台→0.7218まで急伸するも、カウンターで中国財新PMIが予想外に弱く上げ止まり、逆に0.7170台と出発点を割り込む動きで、6日の米中貿易問題のリスクを意識し極端なAUD買いも難しい状況となっている。

今日の欧米市場の注目材料は、カナダの金融政策と米カナダのNAFTA再協議の行方で「カナダ デー」。

日経平均株価は-116.07(-0.51%)と下落、米株先物も下落し、中国株も弱く上海総合は-32.13(-1.17%)下落し、アジア市場は軒並み安の状態となっている。

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7:30    AUD 8月 AiGサービス業指数=52.2(予想 前回53.6)

10:30    AUD 第2四半期GDP=前期比0.9%(予想0.7% 前回1.0%)、前年比3.4%(予想2.8% 前回3.1%)→ 予想外に強い数字にAUDUSDは0.7180台→一時0.7210台へ上昇。

10:45    CNY 8月 財新総合PMI=52.0(予想 前回52.3)、サービス業PMI=51.5(予想52.6 前回52.8)→ 予想を下回り10か月ぶりの低水準

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