2018/09/18

2018年9月18日(火)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年9月18日(火)アジア・欧州市場序盤の動き

日経平均株価は+325.87(+1.41%)上昇。上海総合も+1.2%近くと中国株は米国の対中制裁関税の第3弾の発動発表にも上昇へ。

USDJPYは朝方の111.67をボトムに、日本株高の影響と中国株が予想外に強く底値を切り上げ112円台へ。15:00時を過ぎるとさらにドル買い強まり、前日の高値111.17を上回り一時112.26まで上昇。 最近特有の「レンジ相場を継続、押し目は限定的で気が付けば上昇」のパターンを継続中。

今日の欧米市場では経済指標の発表も極めて少なく、米中国当局の政治的な発言を注目したい。本当に、米中閣僚級通商協議が取りやめになるのか? 今日18日~20日まで天津梅江会議展覧センターで開催される「夏季ダボス会議」の場で、米中間で何らかの動きの見られるのか?

GBPUSDは米国の対中制裁関税の第3弾の発表を受け1.3140台まで小幅下落するも大きな変化は見られず。逆に、ブレグジット交渉に関する、ツゥスクEU大統領のネガティブ発言と、ラーブ英EU離脱担当相のポジティブ発言に上下変動しながらも、1.3140~70の狭いレンジで推移。引き続き、このような単発的な発言で動く地合いが続きそう。

AUDUSDは米国の対中制裁関税の第3弾の発表による中国株の影響を危惧し一時0.7144と前日の安値0.7142に迫る水準まで売りが続くも、日本株上昇、中国株の上昇に急速に買い戻しが強まり、前日の高値を上抜け0.7200の水準も超え一時0.7220台へと上昇し、ようやく上げ止まる。


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