2018/09/04

2018年9月4日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年9月4日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

トランプ大統領は、5日の米カナダNAFTA再交渉、6日の対中輸入品2000億ドルの追加制裁第3弾の可能性を前にして、3日の米祝日の外出(ゴルフ)の予定を直前に取りやめたと言う。柔軟姿勢に変化したのか? それとも、中国・カナダ・EUを相手に強権を発揮するのか? 結果を見守る意外なさそう!

アジア市場は、豪中銀は予想通り政策金利1.5%で据え置くも、賃金の上昇に関して「景気の改善によって時間の経過とともに一段と進む可能性がある」とタカ派のコメントに反応。

AUDUSDは0.7190から前日の高値0.7224上回り→0.7235まで上昇と、他の主要通貨でもドル売りの流れを誘導。AUDUSDは0.7210台で何とか下げ止まる。

逆にEURUSDは前日の安値1.1589を割り込み1.1570台へ下落。GBPUSDも前日の安値1.2855を割り込み1.2840台へ下落。USDJPYも狭いレンジを抜け出し111.30台へと上昇とドル高の流れが続いている。

USDJPYは、日銀中期ゾーンの国債買い入れオペの金額を増やし、市場が期待している緩和傾向の解除を否定する動きとなり、新興国通貨安の中でも底堅く、過去2日間の高値111.19を上回ると短期筋からストップの買いが強まり111.40まで上昇中。

日経平均株価は-10.48(-0.18%)と小幅下落で終了。中国株は上海総合が+33.61(+1.23%)と強含みで推移し、新興国通貨はUSDTRYが6.5800~6.6470で上下、TRYJPYも16.66~84のレンジで推移。

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