2018/09/11

2018年9月11日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年9月11日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

ポンドは瞬間変動の相場へ。

為替相場はアジア市場のドル売りから、欧州市場はドル買いと変化。米国市場の序盤はドル売りの流れを維持。

GBPUSDは乱高下気味で、アジア市場の1.3020台をボトムに欧州市場の序盤に一時1.3087まで続伸。英雇用統計は強い平均賃金を受け1.3082まで再上昇から、材料は不明ながら1.2989まで瞬間急落し1.3040台へ値を戻すも上値の重い流れが続いた。

英イングニングスタンダード紙が「英当局はEUの前向きな声明を誤解している」との報道に一時1.2965まで瞬間下落から1.3040台まで瞬間上昇と、主要通貨では珍しく値が飛ぶ動きとなっている。

USDJPYは脇役ながら、アジア市場の急伸の影響に底堅い動きが続いている。欧州市場は序盤につけた111.57を高値に、欧州株も弱く、GBPJPYやEURJPYの売りもあり111.28まで下落。米国市場に入り米債利回りは上昇、米株も下げ幅を縮小し逆にプラス圏へ上昇し111.50台を回復し上昇中。

EURUSDは、GBPUSDの影響が強く連動性を高める中、欧州市場に入り1.1644→1.1565まで下落し、昨日NY市場の終値近辺となる1.1590台で推移。

欧州株は弱く、米株も下げ幅を縮小し逆にプラス圏へ上昇し、米10年債利回りは2.962%と上昇。

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GBP 8月 雇用統計:失業率=2.6%(予想 前回2.5%)、新規失業保険申請件数=前月比0.87万件(予想1万件 前回0.62→1.02万件)、ILO失業率=4.0%(予想4.0% 前回4.0%)、平均賃金=3か月前月比2.6%(予想2.4% 前回2.4%)、平均賃金(除くボーナス)=3か月前月比2.9%(予想2.8% 前回2.7%)→ 平均賃金が予想を上回る

GER 9月 ZEW景況感指数=-10.6(予想-13.0 前回-13.7)→ 予想より赤字額が縮小へ

EUR 9月 ZEW景況感指数=-7.2(予想-10.9 前回-11.1)→ 予想より赤字額が縮小へ

CAD 8月 住宅着工件数=20.1万件(予想21.63万件 前回20.63→20.58万件)

USD 7月 卸売在庫・確報値=前月比0.6%(予想0.7% 前回0.7%)→ 予想を下回る

USD 7月 JOLT労働調査(求人件数)=693.9万人(予想668万人 前回666.2→682.2万人)

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