2018/09/13

2018年9月13日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年9月13日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

BOE、トルコ中銀、ECB,そして、米CPIの結果待ちで、動けず。 注目はトルコ中銀の利上げ幅と、米CPIの数字! 最近の動きやポジションを考えれば、ポジティブよりネガティブの反応が強そう!

アジア市場は、日経平均株価が216.71(+0.96%)上昇した割に円売りは鈍く、今のところ111.50の売りに上値を抑えられている。 

USDJPYは前日比終値比の+0.19%の変動と上昇し、強い雇用統計に上昇しているAUDUSDの+0.19%と同じ偶然にも同水準の変動率(AUD上昇+JPY下落)となっている。

結果、AUDJPYは79.69→一時80.22まで上昇し、80円の大台を維持しており、17:00現在では0.4%の上昇と、動かないアジア・欧州市場の序盤では、それでも動きが目立つ。

さて、USDJPYは、印象としては底堅い。110.50をボトムに上昇傾向が続き、今は111.00がボトムとなり、111.50がひとまず上値が重く抑えられているが、いつ上昇するのか気がかりでもある。

古くて新しいが、先週の米雇用統計から続く米金利の上昇が要因の一つでもあるが、米中間の貿易問題が解決できず続くなかでも、CHFとことなり安全資産としてのJPY買いの反応は見られない。

ましてや、米国が中国と貿易問題で対話を望んでいることが明らかになった今、今後どのように変化するのだろうか? ランプ大統領の口先の変化で一変するかもしれないが、現状では円にとってはマイナス方向にある。

リスクとしては、日米通帳協議が失敗し円高の動きが強まることだが、当事国として逆のリスクも存在していることも忘れてはならない。