2018/09/25

2018年9月25日(火曜)24日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

2018年9月25日(火曜)24日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

23日の日米首脳夕食会では通商問題で何を話し合ったのであろうか? トランプ氏は夕食会前に「軍事と貿易の話をする。我々はこれまで日本をたくさん支援してきた。より互恵的な関係にしたい。きっとうまくいくだろう」とツイート、プレッシャーが強く感じる。24日の日米通商協議は米側の要請に25日へと延期へ。その中で円売り傾向が続いている。

米中貿易戦争はついに第3弾まで進攻。事態解消への話し合いと思われた米中通商協議はキャンセルされ、トランプ大統領を辞任に追い込むために会話を極秘時に論音することを提案したと報道されていた、ローゼンスタイン米司法副長官は解任前に辞任。27日にトランプ大統領と会談するとの報道があった。

ドラギECB総裁は欧州議会で証言しインフレのさらなる上昇を指摘し一時EUR買が強まり。ポンペオ米国務長官は米国とトルコの悪材料となっていた、トルコで拘束されている米国人牧師が今月解放される可能性が指摘されトルコリラは上昇。米カナダNAFTA再交渉では進展が見られず。

USDJPYは底堅い動きで変わらず。アジア・欧州市場は早朝の112.40台をボトムに底堅い動きにも、日米通商協議を意識して上値も重く、112.40~70の狭いレンジで推移。米国市場に入りEURUSDの上昇に米国市場でも112.44まで値を下げる局面も見られたが、米株は安定し、米金利も上昇傾向を維持。終盤にかけては高値を更新し112.80台まで上昇中。

EURUSDは、アジア市場の1.1724をボトムに欧州市場に入り1.1780を超えられず伸び悩む。米国市場に入りドラギECB総裁が欧州議会での証言で「基調インフレのさらなる上昇を見込む」、「来年終盤の利上げに向け準中に進んでいることを示唆」に、1.1750近くから先週末の高値1.1803を上回り一時1.1815まで急伸。6月14日の高値1.1852を目指すも失速、1.1740台と元の水準近くに逆戻り。

TRYJPYは、アジア市場は17.689~17.85の狭いレンジから、欧州市場に入るとZARを含め新興国通貨の買いが強まり、18.176まで続伸へ。米国市場に入っても買いは止まらず18.30台へ上昇。ポンペオ米国務長官が「トルコで拘束されている米国人牧師が今月解放される可能性がある」との報道に、18.595まで急伸し18.20台で推移。

ダウは小幅とS&P500は小幅下落、Nasdaqは小幅上昇。米10年債利回りは約3.08%、2年債も約2.82%と小幅上昇。原油価格は強く一時72.74まで上昇するなど72.20台で推移。