2018/09/09

今週の主な材料(9月10~14日)


今週の主な材料(9月10~14日)

今週も先週か引き継がれている懸念材料は多数残っており、重要で突然の相場変動の材料にされやすいので注意してください。13日(木)には重要なイベントも多数控えており、この日は相場変動が高くなることが予想されますので、それを意識したポジションを持つ必要がありそうです。

【先週から継続する不安要因】
1.トランプ氏側近の反乱! (トランプ批判の記事が目立つ)
2.対中追加関税2000億ドル+脅しの追加2670億ドル!(輸入総額に課税か?)
3.結論先送り中の米カナダ2NAFTA再交渉!(米国のゴリ押し通用するか?)
4.「Trump Eyes a Japan Trade Fight」(米国は日本も標的に?)
5.EU側の妥協が目立つブレグジット交渉!(離脱条件は10月に合意の可能性?)


【今週の予定】
【スーパーThursday】BOEとECBと主要中銀による金融政策や、雇用統計の発表が多く事前のポジション調整の動きや予想数字の変化に注目してください。

9/10(月)
日ロ首脳会談、日本GDP、日本貿易収支、中国CPI、トルコGDP

9/11(火)
英雇用統計、

9/12(水)
米PPI、米ベージュブック

9/13(木)
豪雇用統計、独仏CPI、BOE・ECB・トルコ中銀が金融政策を発表と重要なイベントが集中。相場変動が高まることは間違いありません。
◎豪雇用統計は、失業率5.3%で据え置き予想、新規雇用者数は2万人予想で前回-0.39万人から拡大が見込まれています。
◎独CPIは確報値で予想は前年比2.0%と速報値と変わらず、仏CPIも前年比2.3%と速報値と同じ予想となっています。
◎BOE金融政策委員会は、政策金利0.75%の据え置きでほぼ間違いなく、資産買い入れ枠も据え置きに。前回8月2日には予想外の9対ゼロの全員が利上げを支持していたことが思い出されるが、今回の据え置きは何人が支持するのか議事録と共に注目しています。
◎トルコ中銀は、前回は予想外に金利を据え置きTRY売りにつながったことが思い出される。TRY売り圧力が続く中で政策金利17.75%→21.0%への引き上げが予想されています。またはサプライズがあるのでしょうか?
◎ECB理事会は、政策金利0.0%、上限金利0.25%、下限金利-0.4%、債券買いれ額月額150億を12月まで継続し年内に終了することの維持と、現行の金融政策の据え置きで間違いないと思われます。問題はドラギECB総裁の記者会見で、ブレグジット交渉、米国の通商問題を意識しながら、周囲から利上げ催促の声が上がる中でどのような発言をするのでしょうか?

9/14(金)
カーニBOE総裁講演、米小売売上高・輸入物価指数・鉱工業生産・設備稼働率。ミシガン大学消費者信頼感指数・企業在庫
経済指標の詳細は別表をご覧ください。


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