2018/09/14

2018年9月14日、週末金曜日の夕方までの動き。

2018年9月14日、週末金曜日の夕方までの動き。

日本株は続伸し、中国株は伸び悩み気味で、為替相場は緩やかなドル売りの流れ変わらず。EURUSDは1.17台へ、GBPUSDは1.31台へ、AUDUSDは0.72台へ上昇、USDCADは1.300割れへ。そして、USDJPYは112円台を定着できず、安倍首相発言に上値は重く、そして、下値も堅い、いつもの相場へ。

昨日のトルコ中銀の強権を発揮した大幅利上げと、予想を下回る米CPIにスタートしたドル売りと円売りの流れをアジア市場は継続中。USDJPYは大意がないと思われる安倍首相の「異次元の金融緩和をずっとやってよいとは思わない」発言に、112円台を定着できず上値の重い流れの中で 111.97→111.80台へ下落。今のところ111.80以下の買い=112円の売りのサンドイッチ状態。

新興国通貨ではTRYとZARは続伸するも、ARSは弱く、CNHは米国が貿易交渉で中国にすり寄る動きに反して、トランプ氏からの対中強硬発に人民元も強さがみられず。

GBPUSDは、英国とEUのブレグジット交渉で何らかの合意に達する可能性を示唆する発言が目立っており、英保守党内の対立が収まればその流れが強まる可能性に底堅くもある。いずれにしてもブレグジット関連のタカ派・ハト派発言に上下変動する動きは変わらず。