2018/09/19

2018年9月19日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年9月19日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

強い英CPIとブレグジット交渉をめぐる報道にポンドは上下に変動。米カナダNAFTA再交渉でハセットCEA委員高のネガティブ発言にカナダ売りが一時強まる。

欧州株は強含みで推移、米株は上昇からスタート、米10年債利回りは3.06%台と強含みで推移。

GBPUSDは、英CPIと小売物価指数が予想外に強く、1.3160台→1.3215まで上昇。英タイムズ紙がメイ英首相は、ブレグジット協議でアイルランド国境問題に関するEUの修正案を拒否する方針との報道に、1.3190近辺→1.3099まで下落。

USDCADはアジア市場の1.2980台を高値に、米カナダのNAFTA再交渉で何等かの進展を期待しカナダドル買いが続いていたが、1.2930台をボトムにハセット米CEA委員長は米メキシコでの2国間協定の可能性を示唆すると、1.2980台まで値を戻し1.2955~80の狭いレンジで推移。

USDJPYは112.20~45のレンジを抜け出せず。GBPJPYの影響を強く受けながら、英CPI直後のGBPUSDの上昇にGBPJPYの上昇=USDJPYの買いにつながり112.45まで上昇。逆に、GBPUSDが1.3099まで下落にGBPJPYの売り=USDJPYの売りにつながり112.20近くまでの下げ要因となる。