2020/09/10

2020年9月10日(木)16:30時頃の動き

 2020年9月10日(木)16:30時頃の動き

英国の合意なきEU離脱の可能性が強まる英EU通商協議。ECB理事会でEUR高阻止の動きはあるのか? 追加緩和傾向を示すのか? ECBスタッフの経済予測は? ドルは通貨による強弱混在ながら動きは緩慢で、ECB理事会待ちの相場。

日経平均株価は+202.93(+0.88%)と強いが、上海総合は-20.98(-0.63%)と弱含みで推移。ダウ先物は小幅な変化にとどまっている。米10年債利回りは0.696%(-0.009)と小幅軟化、原油価格は37.79ドル(-0.63%)と弱含みで推移し、金価格は小幅低下、銀価格は小幅上昇、ブルームバーグ・コモディティインデックスは-0.29%と小幅低下となっている。

USDJPYは、106.30を高値に106.06まで下落と、25ポイントレンジで推移。200時間MA=106.09を意識しているが、テクニカルには下値圧力が強いように見えてならない。

EURUSDは、ECB理事会の決定、ラガルドECB総裁の発言、スタッフ見通しを見守りましょう! 本当にEUR高阻止に追加緩和を示唆するようなことになれば、EUR売りが強まることになりが、そうでなければ長期間の2%インフレ目標を設定し緩和継続を決めたドルの弱さは変わらず。

GBPUSDは、英国のEU離脱の可能性が高まる中で、EUとの離脱合意に違反する法案が本決まりとなるのか? その動き次第。

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