2020/09/10

2020年9月10日(木)昨日9日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

 2020年9月10日(木)昨日9日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

流れは一転、米株高、米債利回り上昇、資源価格上昇、ドル全面高で、円は弱くクロスでも全面安。資源価格の上昇に、AUD+NZD+CADは強く、EUR+GBPの伸びは限定的。

ハイテク株が上昇し米株は大幅高。ダウ+439.58(+1.6%)、Nasdaq+2.71%、S&P+1.98%。米10年債利回りは0.701%(+0.023)と0.7%の大台乗せへ。原油価格は38.00近く約3.4%近く上昇し、金・銀価格も強く、ブルームバーグ・コモディティインデックスは+0.43%と上昇。

英アストラゼネカの新型コロナの臨床試験は来週に再開へ、被験者に脊椎炎症に中断していた。

米大統領選の最新世論調査(ロイター/イプソス)は、=トランプ氏支持率40% 、バイデン氏52%とバイデン氏が12%リード。

スウェーデンは、イスラエルとUAEとの国交正常化を仲介の貢献を理由にトランプ氏をノーベル平和賞候補に推す。

GBPUSDは、1.2885から1.3023まで上昇するも、英国がEU離脱協定に反する動きに出る可能性に上昇幅は限定的で、他通貨で(除くJPY)でGBP安が目立つ。英政府は9日にEU離脱協定の一部の無効化につながる法案を提出し、EUは修正すればFTAは実現しないと警告しており交渉の混迷が今後の相場へ影響。

NZDUSD+AUDUSDは上昇。NZDUSDはアジア市場の0.6601をボトムに昨日NZ3年債利回りが初めてマイナス圏に突入するネガティブ要因もあったが、欧米市場では資源価格の株高=リスク選好の動きに0.6686まで続伸し、高値圏で推移。AUDUSDもアジア市場の0.7192をボトムに0.7288まで上昇中。

USDCADは、カナダ中銀が予想通り政策金利0.25%の据え置きを決定、経済活動が軌道に乗るまで量的緩和を継続するとあったが、第3四半期の経済活動の回復期待を示すなどポジティブ材料も加わり、アジア・欧州市場の1.3259を高値に、原油価格の上昇もあり1.3149まで下落。1.3150のポイントを維持できるか?

EURUSDは、10日のECB理事会で公表されスタッフ予測で成長・物価予測値の上昇修正の観測が強まるも上昇幅は限定的。欧州市場の1.1753をボトムに1.1834まで一時上昇するも戻り売り圧力も強い。引き続き1.1700が大きなポイントに。

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21:15 CAD 8月 住宅着工件数=26.24万件(予想22.0万件 前回24.56→24.54万件)

23:00 CAD カナダ中銀 金融政策発表=政策金利0.25%の据え置きを決定、予想通り

23:00 USD JOLT労働調査(求人件数)=661.8万人(予想600万人 前回588.9→600.1万人)→ 予想を上回り増加は3か月連続

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