2020/09/15

2020年9月15日(火)16:30時ごろの動き

2020年9月15日(火)16:30時ごろの動き

日経平均株価は下げ幅を縮め-0.44%と小幅安で終了し、上海総合は+0.51%と小幅高を維持。欧州株は強弱混在となっているが、ダウ先物は小幅高で推移。

米債利回りは軟化し、10年債は0.669%(-0.010)で推移。原油価格は37.23ドルと小幅軟化、金・銀価格は小幅高で、ブルームバーグ・コモディティインデックスは+0.13%と小幅上昇へ。

豪中銀議事要旨から政策変更の緊急性も見られず、緩和期待が強かったのか発表後からAUDUSDの買いが強まる。直後の中国の鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資と予想を上回る結果もあり、AUDUSDの上昇がドル売りをリードする動きとなりら主要通貨でドル売りの流れが強まった。

AUDUSDは、議事要旨発表の直前に付けた0.7267をボトムに一時0.7357まで上昇。欧州勢の参入にやや値を下げるも高値近くを維持。他の主要通貨もつれ高となっていたが、欧州勢の参入にEURUSD、GBPUSD、AUDUSDと上昇力が弱まっている。

USDJPYは、わが道を行く流れで、105.60~75の狭いレンジでクロスではJPY売り流れとなっている。

GBPUSDは、1.2815をボトムにAUDUSDの上昇もあり一時1.2880まで値を下げるも、欧州勢の参入で頭打ち。JPモルガンのエコノミストは英国の合意なきEU離脱となればマイナス金利になる可能性を示唆。そうでなくても市場は年内の資産買い入れ枠の拡大を予想する超えも多い。結局は売りプレッシャーが続く可能性が高い。

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10:30 AUD 第2四半期 住宅価格指数=前期比-1.8%(予想-1.0% 前回1.6%)、前年比6.2%(予想6.8% 前回7.4%)

11:00 CNY 8月 鉱工業生産=前年比5.6%(予想5.1% 前回4.8%)、→ 予想を上回る

11:00 CNY 8月 小売売上高=前年比0.5%(予想0.0% 前回-1.1%)→ 予想を上回り今年初となる久々にプラス圏を回復

11:00 CNY 8月 固定資産投資=前年同月比-0.3%(予想-0.4% 前回-1.6%)

15:00 GBP 7月 雇用統計:失業率7.6%(予想 前回7.5%)、失業保険申請件数=7.37万人(予想10万人  前回9.44万件)、雇用者数変化(3か月/3か月)=-1.2万人(予想-12.5万人 前回-22.0万人)、ILO失業率(3か月/3か月)=4.1%(予想4.1% 前回3.9%)、英ボーナスを含む平均賃金3ヵ月比=-1.0%(予想-1.3% 前回-1.2%)、英除くボーナス平均賃金3ヵ月比=0.2%(予想-0.2% 前回-0.2%)

15:45 FRN 8月 消費者物価指数・改定値=前月比-0.1%(予想-0.1% 前回-0.1%)、前年比0.2%(予想0.2% 前回0.2%)、HICP前月比-0.1%(予想-0.1% 前回-0.1%)、前年比0.2%(予想0.2% 前回0.2%)

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