2020/09/02

2020年9月2日(水)20:45時ごろの動き

 2020年9月2日(水)20:45時ごろの動き

欧州株は強くEUROSTOXX50は2.13%の上昇となっており、ダウ先物も0.62%上昇中で、米債利回りは小幅高で10年債は0.683%(+0.007)、資源価格は軟調でブルームバーグ・コモディティインデックスは-0.49%で原油価格は小幅高を維持するも金・銀価格は軟調。

為替相場は、強かったISM製造業を意識しながらも、金曜日の米雇用統計が次の焦点となっている。米国では、大統領選に向けた調査では、バイデン・トランプ両氏の隔たりが埋まりつつあり、ひょっとしたらトランプ氏再選のリスク(ドル高)も気にし始めており、ドルショートの巻き戻しを継続中。

USDJPYは、次期総裁のダントツ先頭を走る菅氏はアベノミクスの継承と強化を訴えており、今日も「株高+米金利強含み」で、どこまで進行できるかは別として円安傾向を期待する動きとなっている。結果、106円をボトムに106.20台まで円安が進むが、クロスでは強弱混在。

EURUSDは、1.2010台から1.1850台まで続落中。レーンECB専務理事のEUR高けん制発言?(そうは思えないが!)は、強い米ISMもあり、1.20台からの大口の売りもあり目先は流れが変わっている。先の安値圏1.1800+−20ポイントが次のポイントとなり、1.1700が重要な下値のポイントとなっている。

AUDUSDは、中国の対豪制裁が続き、中国当局が豪人キャスターを拘束、自然災害の影響、追加緩和期待のネガティブ材料に対して底堅いイメージが続いていたが、さすがにテクニカルポイントの0.7350を割り込み、最悪0.7270近辺が次の下値のポイントとなっている。