2020/09/19

 今週の主な材料(9/21~25日)


FOMC、BOJ、ECBと主要国の金融政策の発表が過ぎ、今週は国内で、敬老の日、秋分の日で、土・日曜を合わせると4連休となり、この連休中の円相場に何か変化がおこるのだろうか?


引き続き米大統領とコロナの行方が材料にされやすいが、今週は中銀の金融政策の発表が非常に多くなっている。また、パウエル・ムニューシン両氏の議会証言や、EU臨時首脳会議も控えている。


◎22日、23日、24日、パウエルFRB議長の議会証言、「CARES(新型コロナウイルス支援・救済・経済安全保障法)について」があり、24日にはムニューシン財務長官も同席する。テーマからすれば相場に大きな影響を与えるとは思えないが、どのような質疑応答がでるのか?


◎24日、25日、EU臨時首脳会議。今回の会合はミシェルEU大統領が招集したもので、単一市場、産業政策、デジタル変革、そして対外関係、特にトルコと中国との関係について話し合い、COVID-19パンデミックの状況を把握する機会ともなる。25日20:30時ごろに、ミシェルEU大統領とフォンデアライエン欧州委員会委員長の記者会見を予定。当然ながら10月15日に迫った英国がEUと締結した離脱協定をめぐる話し合いも行われることだろう。


◎多数の中銀が金融政策の発表を予定しているが、メキシコ中銀を除き据え置きが予想されている。

22日 スウェーデン中銀 政策金利0.0%の据え置きを予想。

23日 NZ中銀 政策金利0.25%の据え置きを予想

24日 スイス中銀 政策金利-0.75%の据え置きを予想。

24日 ノルウェー中銀 政策金利0.0%の据え置きを予想

24日 トルコ中銀 政策金利8.25%の据え置きを予想

24日 メキシコ中銀 政策金利4.5%→4.25%へ0.25%の利下げを予想。


◎今週は政策当局者の発言も多い。

21日 ラガルドECB総裁、ブレイナードFRB理事、カプラン・ダラス連銀総裁(日本22日朝)、ウィリアムズ・NY連銀総裁(日本22日朝)

22日 デベル豪中銀総裁補佐、パウエルFRB議長議会証言、レーンECB専務理事・チーフエコノミスト、パネッタECB専務理事、エバンス・シカゴ連銀総裁 

23日 黒田日銀総裁、パウエルFRB議長、クラリダFRB副議長、メスター・クリーブランド連銀総裁、エバンス・シカゴ連銀総裁 

24日 パウエルFRB議長・ムニューシン米財務長官、ベイリーBOE総裁、クォールズFRB副議長、ウィリアムズ・NY連銀総裁


◎経済指標では、

21日 特になし 

22日 米中古住宅販売、ユーロ圏消費者信頼感

23日 独GfK消費者信頼感、ユーロ圏各種PMI、英PMI、米PMI

24日 独Ifo業況指数、米週間新規失業保険申請件数、米新築住宅販売

25日 米耐久財受注


別表をご覧ください。


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