2020/09/17

2020年9月17日(木)16:00時ごろの動き

 2020年9月17日(木)16:00時ごろの動き

ドル高(除く円)、株安+米金利低下+コモディティ価格下落と、前日の米FOMCから続く不気味なリスク回避の動きへ。これからはBOEと米雇用関連のデータを注目。

日経平均株価は弱く−0.67%、上海総合はマイナス幅を急速に縮め一時プラス圏へとなるも終盤に変え再度下落し-0.48%。原油価格は40ドルを割り込み一時39.42ドルまで下落し39.48ドル近くで推移。欧州株も総じて弱くダウ先物も−1.41%と急速に下落。

米債利回りは軟化し10年債は0.675%(-0.023)。原油価格は40ドルを割り込み一時39.42ドルまで下落し39.48ドル近くで推移。金・銀価格も下げ幅を拡大し、ブルームバーグ・コモディティインデックスは-0.75%と下げ幅を拡大。

EURUSDは1.1819を高値に1.1738まで一時続し1.1700の重要なポイントが現実味を帯びてきている。

GBPUSDは、前日200時間MAを上抜けし試した1.3000の大台を維持できず。今日のBOE次第だが、1.28~1.30のレンジに入っている。

NZDUSDは、NZのGDPは予想より前年比-12.4%(予想-13.3%)と予想より改善するも、NZDの買いは瞬間芸で続落傾向を強める。(直後に上昇し0.6726→0.6670台)

AUDUSDは、豪雇用統計は失業率が6.8%(予想7.7%)、新規雇用者数11.1万人(予想-5万人)と強く出るも、AUDの買いは瞬間芸で続落傾向が続く。(直後に上昇し0.7311→0.7256)

USDJPYは、引き続き104.80近辺をボトムに下げ止まっているが、戻り高値も105.17と限定的で、株安+金利軟化の中で、クロスでも円高傾向が続き、USDJPYの上値が重くなっている。

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7:45 NZD 第2四半期GDP=前期比-12.2%(予想-12.8% 前回-1.6→-1.4%)、前年比-12.4%(予想-13.3% 前回-0.2→-0.1%)→ 予想よりマイナス幅は縮小するも、

10:30 AUD 8月 雇用統計: 失業率=6.8%(予想7.7% 前回7.5%)、新規雇用者数=11.1万人(予想-5万人 前回11.47→11.92万人)、正規雇用数=3.62万人(予想 前回4.350→3.89万人)、パートタイム雇用者数=7.48万人(予想 前回7.12人→8.03万人)、労働参加率=64.8%(予想64.7% 前回64.7%)→ 失業率が予想外に減少し、新規雇用者数も予想を大幅に上回る数字となり、直後はAUD買いが強まるも続かず、続落となる。

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