2020/09/19

2020年9月19日(土)昨日18日、海外市場の動き

 2020年9月19日(土)昨日18日、海外市場の動き

日本は4連休前の週末金曜日。終わってみれば、株安、債券安(利回り上昇)、商品価格上昇。為替相場は新たな材料がないが小幅なドル高で、GBPは英国内市場法案に揺れ弱さが目立ち、JPYは同類のCHFが弱いこともありリスク回避より連休の円高期待と安値(104.19)トライが見られたが失敗。ただし、クロスではJPY高傾向を維持ておりまだまだ・・・。

米経常赤字は予想より拡大、ミシガンは予想外に強く6か月ぶりの高水準となるも、CB景気先行は予想を下回る。相変わらず選挙結果とワクチン入手時期の遅れがテーマに。

米株はIT・ハイテク株の下げは止まらず下落、ボトムから下げ幅を縮めるもダウ−0.88%、Nasdaq−1.07%、S&P−1.12%。米債市場は利回りが上昇し10年債は0.701%(+0.08)。原油価格は41.00(+0.07%)と上下しながらも結局は前日とほぼ変わらず、小麦など穀物価格の上昇もありブルームバーグ・コモディティインデックスは+0.8%の上昇へ。

GBPUSDは、欧州市場の1.30を高値に、米国市場の終盤では1.2913まで下落し安値引け。1.300を高値にした動きはこれで何日つづいたのであろうか? 英国内市場法案→離脱協定決裂のリスク拡大に、9月9日から以降1.30で上値が抑えられているが、90日MA=1.2758を割り込むことはできず、大枠1.28~1.30のレンジをなぜか(合意期待も存在)継続している。

EURUSDは、一日を通じて1.1826~1.1870の50ポイントちょっとのレンジで、なんとも言い難い。長期的にも1.17~1.20のレンジで変動幅は低下気味ながら、一日だけを見ればEURGBP、EURCHF、EURAUDは小幅なEUR高へ。

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21:30 CAD 7月 卸売売上高=前月比4.3%(予想3.5% 前回18.5%)

21:30 CAD 7月 小売売上高=前月比0.6%(予想1.0% 前回23.7%) コア前月比-0.4%(予想0.5% 前回15.7%)→ 予想と前回を下回るも、引き続きコロナ危機前の水準を上回った

21:30 USD 第2四半期経常収支=-1705億ドル(予想-1579億ドル 前回-1042→-1115億ドル)

23:00 USD 9月 ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値=78.9(予想75.0 前回74.1)、景気現況指数=87.5(予想 前回82.9)、消費者期待指数=73.3(予想 前回68.5)→ 予想外に強く前回と予想を大幅に上回り6か月ぶりの高水準で米経済の先行きに対する見方の好転を反映した。今後数カ月には、消費者信頼感の急な変動や大幅低下をもたらし得る要素が二つある。選挙結果とワクチン入手時期の遅れだ

23:00 USD 8月 CB景気先行指数総合指数=前月比1.2%(予想1.3% 前回1.4→2.0%)→ 前回と予想を下回る

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