2020/09/15

2020年9月15日(火)昨日14日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

2020年9月15日(火)昨日14日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

主役のFOMC(16日)まで残り1日。

一日を通じてドルは小幅下落するも、米国市場だけを見ると売りも弱まりやや反発。特に、英国がEU離脱協定の一部無効化を目指す「国内市場法案」が14日から審議の中、GBPの買い戻しが強く、NZDも健闘。

米株は上昇、ダウは+1.18%、Nasdaq+1.87%、S&P500+1.27%。米債利回りは終盤にかけ上昇し10年債は0.677%(+0.07)。原油価格は一時需要低迷やリビア増産による下げから値を戻し37.31と前日とほぼ変わらず、金・銀も上昇し、ブルームバーグ・コモディティインデックスは+0.26%上昇。

GBPUSDは、ジョンソン英首相が離脱協定一部無効化できる「国内市場法案」を提出し14日から審議へ。これはEUが「テーブルから銃をどけなかった」ためだと説明しているが一部与党から反発もあるとの報道も。GBUSDはアジア市場の1.2774をボトムに米国市場にはいりオプションカット前に一時1.2919まで続伸。米国市場では1.2851までやや値を下げているが1.28~1.29の動きで、200日MA=1.2733、90日MA=1.2725は引き続き意識。EURGBPも5連騰からようやく陰線日引け。目先は「国内市場法案」の結果次第!

USDJPYは、菅新総裁の誕生=株高となったが、アベノミクス継承=円安を意識した円ショートは、ソフトバンクグループの円買いを意識してなのかは不明ながら、アジア市場では106.16を高値に上値は重かった。欧州市場で106円±10ポイントの動きから米国市場に入り円の買い戻しへと動きストップを巻き込み一時105.55まで続落しようやく下げ止まるも反発力は105.70台と限定的。105.50以下の買い需要は相変わらず強そうだが、反発力も限定的でFOMC待ちなのか? AUDJPY、CADJPY、CHFJPYの低下がやや目立っている。

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