2020年3月10日（火）14:30時ごろの動き
やっとトランプ氏の出番。米経済対策を期待した買い戻しが相場を動かし株価は急伸、米債利回りは上昇、原油価格は上昇、そしてJPYは急落、その経済対策の一部は本日米国の午後に発表される。
日経平均株価はご存じの通り、前日のNYダウ2000ドル超の下げに一時800円近くの下げを全戻しして若干の上昇し、上海総合も小幅高で、ダウ先物は800ドルを上回る上昇へ。
前日まで急進したJPYは、USDJPYが102.01から104円台後半まで急伸し、クロスでも円は全面安と今までの流れから急変。
これで、日本政府が経済対策でも実施してくれれば、日米協調の経済対策が好感されボトムアウトの可能性も出てくると思われるが。
トランプ政権はNY市場でどのような経済対策を発表してくれるのか？ それを受けて米株、米債はどのような動きをみせるのか？
「buy the rumor and sell the fact」にならなければいいのだが。それを防ぐためにも、FRBは追加緩和も同時に実施し、ECBやBOE、BOJも協調してほしいいものである。
思い出してみれば、G7ではFRBが先行して0.5％の利下げを実施し他の中銀をリードしている。今回は米国が経済対策を実施し、他国も同調すれば、素晴らしい結果になるかもしれないのでは？ と一人考えるだけである。
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6:45 NZD 第4四半期製造業売上高＝前期比2.4％（予想 前回0.9→1.2％）
9:30 AUD 2月 NAB企業景況感指数＝0（予想 前回３→２）、企業信頼感指数＝－4（予想 前回－1）
10:30 CNY 2月 消費者物価指数＝前月比0.8％（予想－0.８％ 前回1.4％）、前年比5.2％（予想5.2％ 前回5.4％）
10:30 CNY 2月 生産者物価指数＝前年比－0.4％（予想－0.3％ 前回0.1％）
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トランプ大統領（10日午後に経済対策の一部を発表する）
→ 新型コロナウイルスで打撃を受けた産業への「非常に大規模な救済措置」を目指すと述べた。金融危機以来の大幅株安を受け、景気刺激策実施へとかじを切った。
①給与税減税について議会共和党と10日協議へ
②新型ウイルス巡り「ホテル業界と協議中。
③新型ウイルスに対応するための経済措置について10日会見
④経済措置は「大規模」なものに
ムニーシン財務長官
①銀行幹部と今週会合
②新型ウイルスの経済への影響に対応するため「あらゆる手段活用」
ンス米副大統領
①新型ウイルス巡り病院・医療保険の幹部らと面会へ
JPモルガン
①11日のホワイトハウスでの会合にゴードン・スミス共同社長が出席する。
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財務省幹部
①株式市場は神経質な動きをしている。為替市場については、動向は引き続き緊張感を持って注視していく。
②米国が経済対策を準備しているとみられることや金融市場全般に関して「米国とは引き続き連絡を取り合っている。
政府
①新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正案を閣議決定
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ナイジェリア石油相
① OPEC加盟国と非加盟産油国は減産について再び協議を行う必要があるかもしれない。
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