2020/03/06

2020年3月6日(金)23:30時ごろの動き

2020年3月6日(金)23:30時ごろの動き

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響に、欧州株は弱くEUROSTOXX50は-4.1%近くの下落で、ダウ先物も3%近くの下落し、NYダウは2.7%近くの下げからスタート。WTIも一時44ドルを割り込み下落。一方、米10年債利回りは0.714%、2年債も0.437%とこちらも低下傾向は止まらず。

注目の米雇用統計は、失業率は3.5%に低下し、NFPは+27.3万人と予想外に増加し前月も上方修正となるが、今回のデータは新型肺炎の感染拡大の悪影響を反映していないとの思惑も消えず。

結果、為替市場は大きな変化は見られなかったが、とにかく米国内での感染拡大を危惧し、FRBの追加利下げの思惑も広まりドルは全面安状態。リスク回避の動きだけは変わらずJPY+EUR+CHFが選択されるが、市場はドル売りの動きを強めており、GBP+AUD+NZD+CADに対してもドル売りが強まっている。

全体的なドル売りにJPYだけが上昇しているわけではないが、USDJPYの下げは止まらず105.00の大台でようやく下げ止まる。オプション絡みの動きや、ここまでくれば魑魅魍魎の売り買いが出てくると思うが、2016年11月から続きボトムとなる104.40~60台で下げ止まることができるのか? 

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トランプ大統領
①FRBは利下げし、刺激すべきで積極的でない。金融市場が持ち直すことを期待。
②バイデン氏はウォールストリートにとって好ましくない

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