2020/03/24

2020年3月24日(火)15:00時ごろの動き

2020年3月24日(火)15:00時ごろの動き

麻生財務相曰く、「ドルの現金一点買いになって、他の通貨が軒並み下がって、株も下がって債券も下がってというのはこれまでなかった状況」。(どう思いますか?)

FRBの緩和策第2弾は無制限! ひとまずドル需要のひっ迫懸念は弱まる。ドイツ財政赤字を容認し大規模な景気刺激策を実施へ、英国も同様。次は日本なのか!日経平均株価は、東証REIT指数が一時16%高になるなど、終わってみれば1204.57円(7.134%)の上昇、上海総合も武漢市の閉鎖解除が4月8日に決まり強い。

為替相場はドル需要もFRBの緩和策第2弾に弱まり、ドルが全面安で、売り込まれて感が強い、AUDUSDとNZDUSDは上昇幅を強めており、USDJPYとEURUSDはドル売りながら限定的。

USDJPYは、日本株の大幅高にも円売り圧力は弱く、早朝の111.30近辺を高値に逆に110.09まで下落し、110.40台で推移。引き続き110円の大台を維持しているが、一日で上下変動幅が1円超の変動はざらで、入りどころが難しい。昨日と同じく109.50~111.50のレンジ内と思われるが。

昨日肩透かしを受け、株安とドル売りの材料にされたトランプ政権の経済対策。ムニューシン米財務長官は、合意は非常に近いが今晩の合意はないとあり、やや不安。

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ムニューシン米財務長官
①景気刺激策の合意は非常に近いが、今晩の合意はない

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独連銀月報(23日)
①型コロナウイルスによる危機のためにドイツ経済が「深刻なリセッション(景気後退)」に陥ることは現状避けられないとした上で、国家財政は堅固な状態にあるとの見解を示した。

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スイス中銀
①先週、6088億2600万フラン(6174億1000万ドル)と、前週の6029億9200万フランから60億フラン近く増加。増加幅は今年最大を記録し、為替介入を強化するという中銀の方針を裏付けた。
②為替介入の規模が英国の国民投票が実施された2016年6月以来の高水準に拡大したことが23日公表のデータで明らかになった

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麻生財務相
①「ドルの現金一点買いになって、他の通貨が軒並み下がって、株も下がって債券も下がってというのはこれまでなかった状況」と注目。
②ドル買いが進む背景にあるのは「不安(心理)なんだろう」


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