2020年3月6日（金）14:45時ごろの動き
使い古したコメントながら、新型コロナウイルスの感染拡大は収まらず逆に世界的にまん延しこれが続くのか？ それとも収束するのか？ これが肝心。金融市場も不穏な動きに、各国の追加利下げ期待は強まる。
リスクセンチメントが強まり、アジア株は大幅安で、日本株は3％近い下げで上海総合は1％近くの下げへ。米債利回りの低下も止まらず10年債は0.814％へ下落し、2年債も0.5％を割り込む。
為替相場は新型ウイルスの米国内の感染拡大はやまず、ドルは通貨間で動きは異なり総じてリスク回避通貨に対して弱く、米債利回りの低下もJPYにとってはフォローの材料に。USDJPYはついに105円台と105.76まで下落し、クロスでも円は全面高で、105～110のレンジの下限を試す動きが続いている。
AUDUSDは、前日のNY市場で買いが強まり、アジア市場に一時0.6624まで上昇するも、逆に0.6585まで下落と上下変化しながらも、予想外に落ち着いた動きとなっている。
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ウイリアムズNY連銀総裁
①日に行った緊急利下げが景気拡大をサポートする。
②新型コロナウイルスは世界経済に短期的に影響及ぼす見込み
③ＦＲＢは金融政策の効果的な実施を確実にするため調整する用意がある
④見通しが変化し、不確実性が非常に高い、新型コロナウイルスの拡大の影響から防御のため、金融当局は政策手段を駆使して適切に行動していく。
カプラン・ダラス連銀総裁
①今週行った緊急利下げに強い支持を表明。
②緊急利下げが3月のFOMCにどのような意味を持つのかについては明言を避けた。
③長期的な予測をしている時ではない。この状況では1週間が長い
④新型コロナウイルス感染に関連した問題が中国以外の国々や米国に広がった場合、少なくとも私は、米国経済の見通しが大幅に悪化する可能性があると考えている。3月もFOMC会合での行動が必要だと私が考える水準までその可能性が高まった。
⑤今回のFRBの利下げは、現在起こっていることではなく、金融状況の収縮で企業が混乱した経済を乗り切るのが困難になるなど、今後起こる可能性のあることを想定したものだ
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日銀
①日銀内で金融機関への資金供給を拡充する案が浮上している。
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9:30 AUD 1月 小売売上高＝前月比－0.3％（予想0.0％ 前回－0.5→－0.7％）→ 下方修正された前回よりマイナス幅が縮小するも、森林火災で広範囲の地域が焼失し、多くの都市が煙に覆われたことなどが響いた
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