2017/02/13

2017年2月13日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2017年2月13日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

日米首脳会談も終わり、明日のイエレンFRB議長の議会証言を前にして、大きな材料や経済指標の発表もなく、小動きへ。

日米首脳会談では、通商問題は麻生副総理とペンス副大統領の交渉にゆだねられ、今後も為替相場の変動要因へ。

USDJPYは、新たな材料や要因もなく、欧州市場に入っても大きな変動は見られず。日米首脳会談で貿易問題はクローズアップされず、円高圧力から解放されたことで、114.10台と円売りからスタートするも、欧州市場には113.40台へ下落。先週末終値を上回り底堅い動きは変わらず。

EURUSDは、欧州市場序盤に1.0660近くまでの上昇から1.0610台へと、先週末の水準へ逆戻り。仏大統領選の世論調査では極右のルペン氏がトップで、欧州委員会の経済見通しは、成長は拡大するも、インフレ見通しはECBのターゲットには届かず弱い。

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欧州委員会の冬季経済見通し、ユーロ圏GDPは上方修正へ。トランプ大統領の政策、英国のEU離脱、独・仏の選挙がリスク。インフレは、ユーロ圏2017年1.7%、2018年1.4%

ユーロ圏2016年1.7%、2017年1.5→1.6%、2018年1.7→1.8%、ドイツ2016年1.9、2017年1.6%、フランス2016年1.2、2017年1.4%、イタリア2016年0.9、2017年0.9%。


ザイベルト独政府報道官=ギリシャとの積極的な連帯を示し、今後も続ける意向。

オピニオン・ウェイ仏大統領選調査(13日)=第一回投票については、ルペン氏26%、フィヨン氏21%、マクロン氏22%と変わらず、これにハモンド氏15%が続く。決選投票ではルペン氏が、フィヨン氏(58%対42%)あるいはマクロン氏(63%対37%)に打ち負かされる見込み。