2017/02/03

早朝から円買いが強まる

円買いが強まる

日銀国債購入オペは、残存5年超10年以下が2月初回予定4,100億円のところを4,500億円と増額されたことで、USDJPYは直後上昇し113.10円台へ。

しかし、市場が期待した指値オペは見送られ、超長期債が買い入れ対象から除外されたことで、日本国債利回りは急進し、株安+円買いの流れが加速。113.10→112.50台まで下落へ。

 また、日銀の金融政策決定会合議事要旨(12月20日分) で、イールドカーブ・コントロール(YCC)政策で長期金利をゼロ%程度とする目標について、上下0.1%の基準を設けるべきではないとの見解が示された。

今まで、10年債利回りは0.1%が上限のように見られていたが、その壁がなくなり金利上昇を容認するとの思惑が強まる。