IMM通貨先物の最新データ（集計日が2月14日）では。7通貨（円、ユーロ、ポンド、スイス・フラン、カナダドル、豪ドル、NZドルで、メキシコペソは除く）の合計ネットショート・ポジションは-128,626と前週の-168,450から7週連続で通貨のショートが減少しています。
円は、日米首脳会談後の貿易問題の懸念が薄らいだこともあり円のショートは引き続き減少していますが、ユーロはイタリア・フランスの政局混迷とギリシャの財政問題がネックととなり弱く、ポンドは英国のEU離脱の申請を3月末に目指しており売り圧力が再開しています。
逆に、資源国通貨や原油関連の強い、豪ドル＋NZドル＋カナダドルの上昇傾向が目立っており、ネットでは通貨のショートが減少し、相対的にドルへの信頼感が弱まっていることが想定されます。
先週の変化は、別途図をご覧ください。
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