2017/02/17

2017年2月17日(金)欧州・米国市場序盤の動き

2017年2月17日(金)欧州・米国市場序盤の動き

米3連休を控えた週末の金曜日。為替市場はドル高+円高が進み、欧米金利は低下し、欧州株とダウ先物も弱い。

予想外に弱い英小売売上高にGBPUSD−0.45%。GBPUSDの売りがリードするドル買いにAUDUSD−0.31%、NZDUSD−0.24%など、主要通貨は全面安。加えて、円クロスでの売りにGBPJPY−0.85%、AUDJPY−0.74%、NZDJPY−0.67%と円は全面高。

USDJPYは、米3連休を控え、欧米金利の低下+弱い欧米株に、上値が切り下がり売りの流れは止まらず。トランプ大統領が来週にも移民に関する新たな大統領令に署名する可能性と、日米首脳会談で円高懸念が弱まったこで積み上がった円ショートポジションの巻き戻しが続いている。節目となる113.00を割り込み、113円に多いと言われているオプションストライクの影響がオプションカット攻防が注目される。

EURUSDは、弱い欧州株と金利の低下、EURJPYの売り+GBPUSDの売りの影響に下落するも、1.0630~50の買いは厚い。アジア市場では1.0700を試す動きも見られず、GBPUSDの売り圧力の影響を受け、1.0675→1.0630台まで下落するも、200時間MAの1.0640近辺をボトムに下げ止まり、1.0660台まで値を戻している。


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ドイツ与党のカウダー議会院内総務=トランプ米大統領が報復関税を課すようなことがあれば、欧州も対応が必要。

トランプ大統領=来週に移民に関する新たな大統領令に署名。

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