2017/02/20

2017年2月20日(月)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年2月20日(月)アジア・欧州市場序盤の動き


北米市場が休場の週明け月曜日。日経平均株価は前日比でマイナスからスタートし小幅な上昇で終了。

為替相場は、相場変動の材料や発言も乏しい中で、円売りが目立った。USDJPYは112.80→一時113.20台まで上昇、対他の主要通貨でも円売り傾向が続いている。

朝方発表された日本の通関ベースの易収支は、原油価格の上昇と春節により対中国向けの輸出が減少した影響もあり-1兆869円と予想の+6259億円から大幅に赤字幅が拡大した。

この貿易収支の悪化や、トランプ政権が米貿易統計の算出方法を、赤字額が拡大する側に見直す可能性との報道にも、日本株は徐々に値を上げ、結局は動きの乏しい中での円売りとなっている。


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英EYシンクタンクのアイテムクラブ=英国の2016/17年度(16年4月ー17年3月)の財政赤字は、最近の経済成長が強く削減額は目標を30億ポンド上回るとの見通し。→ ハモンド財務相は3月8日に新年度予算案を公表する予定。

独ビルド紙=中道左派の社会民主党(SPD)の支持率は32→33%へ上昇、ルケル首相の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は33→32%と逆転。

メスター・クリーブランド連銀総裁=①米経済がこのまま進めば現時点で利上げすることに不安はない。②4.5兆ドルの債券ポートフォリオの縮小など、政策の正常化に注力するようFRBに促した。