2017/02/01

2017年2月1日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2017年2月1日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

トランプ米大統領の発言に揺れる為替相場は、金融政策の据え置きが確実視されるFOMC。為替相場は、強い米ADP雇用統計を境にして、ドル売りからドル買いへと変化。

直近ではFRB理事や連銀総裁からより大幅な利上げを求める声も多く、重要度は低下気味ながら、どうしても意識せざるを得ない。

欧州株は上昇し、米株先物も上昇、米金利も上昇気味で、原油価格(WTI)は53ドル台へと上昇。

USDJPYは、アジア市場の安値112.60台をボトムにし、113.60台まで+0.67%と約100ppips上昇。弱い雇用統計に早朝から下落しているNZDUSDの-0.73%に次ぎ、主要国通貨の中では変動幅が大きい。

EURUSDは、ユーロ圏製造業PMIは予想を若干上回り、6年ぶりの高水準で、EUR買いが続き1.0807近辺まで上昇。1.08台の上値は重く上げ止まり、EURGBPの売りが続き、強い米ADPに売りへと変化し、1.0750台まで値を下げている。、


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米ADP雇用統計は、前月比24.6 万件(予想16.7万人)と予想外に強い。

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英短期インフレ率予想(シティと調査会社ユーガブ)=1月2.6%(12月2.4%)と2013年12月来の高水準。

メイ英首相=EU離脱交渉に向けた白書を2日に公表へ。