2018/07/12

2018年7月11日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年7月11日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

NATO首脳会議では、メルケル氏とトランプしが衝突して険悪なムードの中で幕が落とされた。国防費やロシアとのパイプライン建設を巡っての対立とのことだが、米中貿易問題や米EU貿易問題に続き、主要国との対立が気になり、EUR売り材料になっているが、ECB政策当局者「来年の利上げ時期を巡り解釈が分かれている」と、来年7月の利上げ可能性もあり1.1760近くまで急伸するも長続きせず、1.1720台まで逆戻り。

注目の米経済指標では、米生産者物価指数は前年比3.4%(予想・前回3.1%)を上回り強く、卸売在庫&売上高も予想外に強いく、ドル買いの材料となっている。

一方、注目のカナダ中銀は期待通り政策金利0.25%引き上げ1.5%に決定。CPIインフレ率は、約2.5%までさらに上昇し、2019年の下半期までに2%に落ち着くと予想し、CPIインフレ率は、約2.5%までさらに上昇し、2019年の下半期までに2%に落ち着くと予想との報告に、直後は80ポイント近く急落するも、原油価格は予想外の在庫減少にもWTIは1.35%近く下落していることもあり、ポロズ・カナダ中銀総裁・ウィルキンス上級副総裁の記者会見前後からCAD売りが強まり、1.3160近くまで値を戻している。

USDJPYは、米中貿易戦争のリスクヘッジの円買いも続かず、再び111円の大台を確保。一時110.97まで値を下げる局面もあったが、クロスの円売りもありオプションカット過ぎから徐々に買い圧力が強まり111.50近くまで上昇中。