2018/07/18

2018年7月18日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年7月18日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

欧州市場は、昨日の英政治的混乱から続くGBP売りに加え、予想を下回る英CPIにGBPUSDは1.3010台まで続落。GBPUSDの下落がリードするドル買いにEURUSDは1.1600台まで一時下落。主要通貨とUSDCNHを含め新興国通貨でもドルは全面高。


米国市場に入り、予想を下回る米住宅着工+建築許可件数に、USDJPYは113円台でのロングが耐え切れず一時112.70台まで下落。EURUSDは1.1650まで反発。GBPUSDだけは反発力は鈍く1.3020~60のポンド安水準で推移。

USDJPYは、アジア市場の113.14を高値に113円の大台を何とか維持していたが、投機筋の利食い売りが強まると、113円が逆に重くなり、米住宅着工+建築許可件数の弱い数字に112.70台まで下落。大枠112.75~90の水準で推移。

EURUSDは、アジア市場の1.1665を高値に1.1620台まで続落。欧州市場に入ると弱い英CPIを受けたGBPUSDの下落に伴い1.1607まで下落。1.1630台まで値を戻すもドル買いの流れに1.1602まで続落。米住宅着工+建築許可件数の弱い数字に反発し、1.1650まで値を戻す。

GBPUSDの売り圧力は止まらず。前日のメイ政権の政治的混乱を材料としたGBP売りの流れは止まらず続落傾向の中で、欧州市場では弱い英CPIに1.3090→1.3010まで急落、米住宅着工+建築許可件数の弱い数字にも1.3050台の上値は重く安値圏での取引が続いている。