2018/07/17

2018年7月17日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年7月17日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

連休明けの東京市場は、猛暑の影響もあるのか不明ながら円相場は動けず。逆にNZDUSDは、コアインフレ指数が7年ぶりの高水準となったのが影響したのか、タイミングのずれはあるも、0.7%近くとNO.1の上昇率。

これから欧米市場を考えると、◎「カーニーBOE総裁、カンリフBOE副総裁の発言」、◎「英雇用統計」、◎「パウエルFRB議長の半期に一度の議会証言(上院銀行委員会)」と相場が動く可能性が高いイベントが豊富で変動リスクは存在。

日経平均株価は+100.01(+0.44%)に上昇するも、中国株も弱く、東南アジアの株式市場は強弱混在。米債利回りは小幅上昇へ。

USDJPYは、112.20~70の50ポイントのレンジがまるで大きな、重要なポイントでもあるかのように上下共に動けず。テクニカルにはドル高の動きを意識するも、直近では112.22~57の動きに陥り、市場参加者の興味が減少するばかりだが底堅さが感じられる。
https://www.tradingview.com/x/ms0K4y2p/


NZDUSDは、早朝に発表された豪中銀議事録で、「家計債務を巡るリスクを踏まえ、理事会は金利据え置きが適切と判断」、「次の金利変更はおそらく利上げとの認識で理事会は一致したが、早期に金利変更を迫る強い根拠は見られない」、「高水準の家計債務が経済に及ぼす影響について懸念」に、直後は一時0.6756まで下落するも、昼過ぎから上昇へと変化し、0.6840までと7月11日の高値水準に逆戻り。この辺がポイントで上げ止まる可能性が高いが、0.6800台を維持できれば話は別。
https://www.tradingview.com/x/s5hi5nll/


EURUSDも、東京時間のボトムから緩やかに上昇し欧州早出の参入に買いの流れを維持し7月11日の水準まで上昇中。 GBPUSDはメイ英首相は、提示した穏健なブレグジット案で、与党内の強硬離脱派の圧力に屈し関税政策を修正する方針を決め、GBP買いの流れも弱くドル売りの流れの中では後塵を拝している。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

7:45    NZD 第2四半期 消費者物価指数=前期比0.4%(予想0.5% 前回0.5%)、前年比1.5%(予想1.6% 前回1.1%)→ 予想を若干下回る。コアインフレ指数が前年比1.7%と約7年ぶりの高水準に、NZDUSDの買いが強まる

10:30    AUD 豪中銀議事録=家計債務を巡るリスクを踏まえ、理事会が金利据え置きが適切と判断。中銀は、次の金利変更はおそらく利上げとの認識で理事会は一致したが、早期に金利変更を迫る「強い根拠」は見られない。家計状況を引き続き注意深く監視することが正当化されるとの見方で理事会が一致

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※