2018/07/23

2018年7月23日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年7月23日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

トランプ発言の余震は続き、日銀の金融政策の柔軟化の思惑に、為替相場は円高がやや目立っており、クロスでも円は上昇中ながら、アジア市場では一服状態。日経平均株価は-1.33%下落、ただし、中国株は上昇し、東南アジア株は総じて堅調。

先週末の「ドル安けん制、米利上げけん制、中国EUの貿易黒字をけん制」、と日銀は7月の会合で副作用の対応を検討と柔軟な対応の報道を意識した動きへ。

USDJPYは、110.75をボトムに下げ止まり111.00の大台を回復。短期的なドル売りの流れは変わっていないが、長期的なドル買いの変化はまだ確認できず、110.50が一つの大きなポイントでこの水準をボトムに維持することができるのか? 現状は上下ロックされており、先週比では円高水準で安定する可能性も。

EUDUSDは、先週来のドル売りの流れを受け、一時1.1750まで上昇するも続かず。先週末の終値水準の1.1710台をボトムに底堅い流れが続く。長期的なEUR売りの変化はまだ確認できず。ただし、中期的な流れは買いへと変化しており、目先は短期筋のロング巻き戻しに1.1700割れまでの調整の可能性はあるが、7月17日の高値1.1745、7月9日の1.1790台を試す動きを継続中。