2018年7月27日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き
注目の米GDP前年比は4.1%とオリジナルの予想通りの結果となったが、トランプ・クドロー両氏の強いGDP発言を受けより強い数字を期待していたこともあり、「GDP直前はドル買い=直後は米債利回りも低下しドル売り」と両極端な動きへ。軟調な米株と債券利回りの低下に、結局ドル売りの流れが続いている。
USDJPYは、安定通貨とでもいうのか、31日の日銀金融政策決定会合を前にして、円ブル・円ベアの両方の可能性があるため、米GDPを受けても積極的に動けず。結局は110.90~111.25の狭いレンジで上下変動中、決め打ちできず。
AUDUSDは、0.7370近辺をボトムに「GDP直前はドル買い=直後は米債利回りも低下しドル売り」の関係が続く。アジア・欧州市場の高値0.7395を上回るとショートカバーが強まり、0.741まで続伸中。
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21:30 USD 第2四半期 GDP・速報値=前期比年率比4.1%(予想4.2% 前回2.0→2.2%)、GDP価格指数(デフレータ)=前期比年率3.0%(予想2.3% 前回2.2→2.0%)、個人消費=前期比年率4.0%(予想3.0% 前回0.9 →0.5%)、コアPCE価格指数(デフレータ)=前期比年率2.0%(予想2.2% 前回2.3→2.2%)→ 予想を上回る強い数字であることは間違いないが、直線により強い数字になるのではとの観測も流れ逆に失望感にドル売りが強まる。
23:00 USD 7月 ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値=97.1(予想97.1 前回97.1)→予想・前回と変わらず
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