2018/07/12

2018年7月12日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年7月12日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

今日のメインイベントの米CPIを気にしながらも、アジア市場はクロスを含めて円安の流れは変わらず、USDJPYも112.30近辺で推移。

株高の動きに、EURUSDやリスクに敏感なAUDUSDとNZDUSDの上昇が目立ち、GBPUSDは欧州時間にメイ英首相が「ブレグジット後のEUとの関係を巡る詳細」を発表する予定になっており動きは緩慢。

昨日、利上げが実施されたカナダドルは原油安価格の急落で弱含み推移し1.32台での取引されているが、アジア市場では原油価格がやや値を戻しUSDCADは下落気味。

日経平均株価は+255.75(+1.17%)と昨日の下げ幅をほぼ埋め合わせた。中国株も強くダウ先物も上昇傾向が続いている。

EURUSDは、1.1680台で上値は重くなっているが、独CPIは前年比2.1%と予想・前回と変わりなく動きはみられず。昨日EUR買いの材料とされた、ECB政策当局者の「早ければ7月に利上げ可能性」の報道や、ビルロワドガロー仏中銀総裁の「ECBの利上げは早くて来年夏ごろになる可能性」との発言を気にしながらも、米CPI待ちに思われ何とか前日比でプラスを維持している。

GBPUSDは、前日の安値1.3200を割り込み1.3190まで一時値を下げるも、欧州時間ではメイ首相が離脱交渉方針の最新版を公表する予定でその結果と、米CPI待ちで1.3190~10の狭いレンジで推移している。

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15:00    GER 6月 消費者物価指数・確報値=前月比0.1%(予想0.1% 前回0.1%)、前年比2.1%(予想2.1% 前回2.1%)、HICP前月比0.1%(予想0.1% 前回0.1%)、HICP前年比2.1%(予想2.1% 前回2.1%)→ 予想・前回と変わらず

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