2018/07/07

今週の主な材料(7月9~13日)

今週の主な材料(7月9~13日)

今週は多忙な先週と様変わりで、重要なイベントや経済指標は限られていいますが、相変わらず潜在的な相場変動のテーマは残ったままで、トランプ大統領の新たな政策と、政策の変化で相場が動くことは間違いなさそうです。

それでは、今週の主な材料をテーマごとに考えてましょう!

【貿易戦争】
◎6日に発動された米国の対中制裁関税と中国の対米報復関税が株価と債券価格に及ぼす影響と、第2弾+αが予想されており、結果的に為替相場が変動するリスク。
◎EU対米国の制裁関税と報復関税発動後の動きと、米国の自動車へ課税の動き。
◎先週のFOMC議事録からも【米経済が近く景気後退に陥る可能性があるかどうかが討議】、【米政権が相次ぎ打ち出す輸入制限には企業心理に悪影響をもたらす】と強い懸念が示されたこともあり、米株の動きを注視。

【ブレグジット】
◎離脱強硬派がメイ首相降ろしに動く可能性があると懸念されているが、6日の閣僚によるEU離脱後の通商関係の包括的プランは何とか承認され、9日(月)【EU離脱に関する白書】を公表する。
◎ブレグジット交渉は最終的な局面に達しており、時間は足りなくなっている。政治的枠組みを10月に公表しなければならず、今後の英政府の決断が重要になっている。
今週の主な材料(7月9~13日)

今週は多忙な先週と様変わりで、重要なイベントや経済指標は限られているが相変わらず潜在的な相場変動のテーマは残ったままで、トランプ大統領の新たな政策と、今までの政策の変化で相場が動くことは間違いないが、今週の主な材料をテーマごとに考えてみたい。

【貿易戦争】
◎6日に発動された米国の対中制裁関税と中国の対米報復関税が株価と債券価格に及ぼす影響と、第2弾+αが見込まれており、結果的に為替相場が変動するリスクが高い。
◎EU対米国の制裁関税と報復関税発動後の動きと、米国の自動車へ課税の動き。
◎先週のFOMC議事録からも「米経済が近く景気後退に陥る可能性があるかどうかが討議」、「米政権が相次ぎ打ち出す輸入制限には企業心理に悪影響をもたらす」と強い懸念が示されたこともあり、米株の動きを注視。

【ブレグジット】
◎離脱強硬派がメイ首相降ろしに動く可能性を懸念していたが、6日の閣僚によるEU離脱後の通商関係の包括的プランは何とか承認され、9日(月)「EU離脱に関する白書」を公表する。注目。
◎ブレグジット交渉は最終的な局面に達しており、時間は足りなくなっている。政治的枠組みを10月に公表しなければならず、今後の英政府の決断が重要になっている。

【NATO閣僚会議】
11・12日の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、米国は「世界の貯金箱」にはなれないと加盟諸国に伝える方針で、軍事支出を大幅に拡大するよう一部NATO加盟国に圧力をかけているが、トランプ大統領の口からどんな毒舌が飛び出すことやら!

【経済指標】
7/10 中国CPI
7/11 米PPI
7/12 米CPI(前月比予想0.2%、前年比予想2.9%、コア前g熱日0.2%、コア前年比2.3%と、前年比では若干の上昇見込まれている)。
7/13 中国貿易収支

【金融政策】
7/11 カナダ中銀金融政策発表(予想は0.25%の利上げが予想されており、その有無と、声明分で今後の追加利上が期待できるのか?相場が動くことは間違いない)
7/12 ECB理事会議事録(6月14日分の公表で、資産買い入れを念兄に終了させ急激な引き締めに動かないとあったが、市場は来年9月ごろの利上げを期待しており、肯定されるのか? それとも否定されるのか?)

【要人発言】
7/11 ポロズ・カナダ中銀総裁・ウィルキンス上級副総裁の記者会見&金融政策報告書発表。カーニーBOE総裁講演。ウィリアムズNY連銀総裁講演。
7/12 ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演
7/13 ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

【北朝鮮・イラン】
7/7 ポンペオ米国務長官が平壌で北朝鮮のキム・ヨンチョル副委員長と非核化に向け協議した。7日午後に東京を訪れ、8日には日米韓の外相会談に出席し、訪朝の結果を共有する予定。
7/8 金日成主席が82歳で死去した「民族最大の追悼の日」なにが起きるのか?
7/6 米国のトランプ政権が一方的な離脱を表明したイラン核合意を巡り、米を除く当事国の英・独・仏・中国・ロシアは外相会合を開いたが、米抜きの合意存続を決めるも手詰まり状態で空中分解のリスクも!
イラン問題では、先週、「イランが原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡の封鎖を警告」にしていることを受け、米国側との間に緊張が高まっている。




詳しくは別表をご覧ください。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
X