2018/07/21

2018年7月20日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018720日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

週末金曜日の、トランプ大統領の中国批判(5000億ドルの関税用意)+ドル高非難の再来に欧米市場はドル全面安!

欧州市場は、トランプ大統領は中国からの輸入5000億ドルに関税をかける要因との報道にドル売りへと動き。USDJPYは長期金利目標に柔軟化検討との報道に112.50円を超えられず続落、EURUSDはイタリアの政局不安が広まりイタリア債下落するもドル売りに押されEUR高へ。

米国市場に入り、トランプ大統領がと中国人民元安を非難し、ドル高を批判し、金融引き締めを批判しさらにドル売りが強まる。USDJPYは英語版で「今月の政策会合で金融政策の変更を議論」との報道にドル売りの流れの中で、一時111.50円台まで続落(ただし、日本語では物価2%目標の実現に向け金融緩和の持続可能性を高める方策の検討に入った)とあり円売り要因ながら上値は重くなる。EURUSDはイタリア政局の混迷も報道官は「つくり話」と否定。アジア市場の高値1.1670台を上回り1.1720台と急伸。GBPUSDもアジア市場の高値1.3030台を超え1.3120を狙う水準まで上昇。

USDCADは、トランプ大統領のドル売り要因に加え、強いカナダCPIと小売売上高に、1.3250→1.3110台まで続落し、他の主要通貨に対してもカナダドル高が目立っている。