2018/10/12

2018年10月12日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年10月12日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

金利と株式が主テーマの金融市場。為替相場は材料が豊富!

米国は中国を為替操縦国に認定せず、ブレグジット交渉の合意は目の前で80~85%完成、 米中首脳会談を11月G20で開催、トランプ大統領は利上げ継続するFRBを批判、トルコは米牧師を釈放する可能性。

日経平均株価は反発し上昇し+103.80(+0.46%)、中国株も上昇し上海総合は1%近く上昇、ダウ先物も1%超の上昇へ。もちろん、これで株価は反転上昇するのかは不明ながら、週末金曜日のアジア市場で続落はストップ。

USDJPYは株価の反発に112.00をボトムに112.40台を回復するも、テクニカルベースで円安を確認するには確りと112.80を上回ることができるかがポイントに! 取り巻く環境は円売り材料が目立つも、昨日までの急直下の円高にどこに罠が潜んでいるか油断できず。

EURUSDは10月9日から続く上昇トレンドに明確な変化は見られず。ただ、イタリア予算案を巡る不透明感は強く、10月15日までに予算案をEUに提出、17日のブルッセルEU首脳会議でどうなるのか? 英国のEU離脱討議も含め通貨EURにとってはこれから来週にかけて報道や結果は非常に重要。一直線の上昇もこれからは難しそう。

AUDUSDは、人民元の上昇の影響なのか底堅く推移し、0.7130台まで上昇。11日から抜けきれない0.7130を重要なポイントをクリアに上抜けすることができるのだろうか? 0.7150を超えてくると買いに安心感が強まるのだが、テクニカルでは売りで変わらず。米中間の動きに注目。


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