2018/10/26

2018年10月26日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年10月26日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

昨日の米株の上昇にも関わらず、アジア・欧州株安にリスクオフのながれ止まらず。

日経平均株価-84.13(-0.40%)と後場からの買い戻しもむなしく中国株の伸び悩みに下落へ。欧州市場に入っても株安の流れは止まらず、ユーロストック50は-1.59%下げで主要国株安が続く。ダウ先物も-0.9%近くの下落で、米10年債の利回りは3.1%割り込み低下、原油価格も66.70ドル台を下落中。

為替相場は、ドル高+円高が共存し、リスクオフ(リスク回避)行動に下げ止まり気味のAUDUSD0.7020台と0.70の大台ギリギリまで下落し2016年2月の水準へと安値を更新中。

NZDUSDも0.6460台まで続落と、共に0.7%台の下げで欧州市場に入っても株安の流れに反発力は鈍く、AUDUDと同じく2016年2月の水準へ。

また、原油安にUSDCADは1.3140台と05%台の下げで9月11日以来の高値へと上昇するも、新NAFTAの合意の影響なのか他の主要国通貨と比較すると健闘中。

USDJPYは、昨日の日経株価-3.72%と大幅株安にも111.80台で下げ止まり強さを確認。NY株が一時500ドル超の上昇でも112.67で上げ止まり、400ドル台へと上昇幅を縮めると112.40へ下落して終了と、上値の重さも確認済み。結局は本日の日本・中国・欧州株安のそろい踏みに112.00~20の買いを消化して111.80台へと続落中で、111.80台、111.60台の過去の安値で下げ止まることができるか?

EURUSDとは欧州委員会とイタリアの予算を巡る対立がネックに、GBPUSDはブレグジット交渉の不信感がネックにあり、共に経済指標も強さがみられず。EURUSDはアジア市場の1.1358をボトムに前日の安値1.1356を何とか維持し、大枠1.1360~85の狭いレンジで動けず。GBPUSDも前日の米国市場の下落後に瞬間つけた1.2796をボトムに、1.2800台を何とか維持するも、1.2805~30の狭いレンジで推移し、強さは見られず。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※