2018/10/31

2018年10月31日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年10月31日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

月末のアジア市場は月末要因を意識しながら、株高+米金利の上昇。弱い豪コアCPI+中国PMIにAUDUSDは下落するも続かず。日銀は期待に違わず金利据え置きで、黒田日銀総裁の記者会見もサプライズなし。独小売は予想外に弱くEURUSDは上下変動から逆に上昇へ。株高の流れに自信が持てないのか? 為替相場の変動は予想外に鈍い。

日経平均株価は続伸し、+463.17(+2.16%)の上昇へ、中国株も強く、上海総合は+1.35%近くの上昇、米株先物も強含みで推移中。米10年債利回りは3.139%と上昇。

為替相場は、主要通貨に対してドルの動きは鈍く、小幅な変動にとどまっているが、株高=円安傾向は続き、USDJPYは一時113.33近くまで上昇し、113円台での取引が続いている。

AUDUSDは豪CPIが前年比1.9%と予想通りながら前回から低下、リム平均値、加重平均値は弱く前回も下方修正へ。また、中国のPMIも弱く2年3か月部類の低水準に、AUD売りが強まり、0.7108→0.7090台まで続落後、反発している。

EURUSDは、前日のイタリア・リスクとメルケル・リスクを克服しているのか、アジア市場の1.13361をボトムに、弱い小売売上高に下げ幅は限定的で月末要因なのか、逆に上昇中。