2018/10/23

2018年10月23日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年10月23日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

株安伝播!

今日23日は、欧州委員会がイタリア予算案に修正を求める可能性の日、英内閣はブレグジット交渉で議論する日、エルドアン・トルコ大統領はカショギ氏死亡で声明を発表する日と、リスクを考えれば結果が判明するまでは、EURとGBPを積極的に買いにくい。株価の下落=円買いの流れの中で、クロスでは円高傾向が続いている。

日経平均株価は続落、-710.00(-3.14%)、中国株も下落し上海総合は-60.05(-2.26%)の続落、欧州株も弱くユーロストックス50は-1.67%近くの下げとなっている。一方、米10年債利回りは3.154%近辺で推移し、リスクオフの流れへ。

USDJPYは株価の大幅下げにも112.50~60をボトムに下げ止まっていたが、さすがに、株価の下げ幅が拡大すると前日の安値水準となる112.30台へ続落。中国株の下に続き欧州株も下げ幅を強め112.20台へと続落中。112.00~10は10月16日以降のボトム水準にちかく、買い意欲も強いと思われるが、米株の動き次第へ。

EURUSDはイタリア予算案を欧州委員会が承認するのだろうか? ブレグジット交渉はどうなるのだろうか? サウジの信認低下はどのような悪影響をあたえるのだろうか? 昨日の高値1.1550台からアジア・欧州市場序盤には1.1440と19日の安値1.1430台に並ぶ水準へと下げて、ようやく下げ止まり1.1470台へ反発。